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杉本です。では芳子さんのガンバ協会講習会でのエピソードをもう一つ書かせてください。
芳子さんはガンバは年に1回か2回しか弾かないと言っていました。1回は正月に有松君の家でやる恒例のガンバコンソート、2回目があるとしたらガンバ協会の講習会というわけです。ですからあまり練習量が多いとはいえません。しかし芳子さんはコンソート中、絶対に落ちなかったそうです。これは私たちのようなアマチュアには驚異的なことです。
さて何年か前の講習会で芳子さんはW.バードの"Leaves be greene"という5声の曲のトレブルパート(一番上のパート)を弾きました。この曲はガンバコンソートをやる人は誰でも知っている名曲で、また各パートが大変複雑なリズムを持っているので難曲としても有名です。つまり演奏中に必ず誰かが落ち、やり直すという繰り返しになり、なかなか曲が終わらないのです。しかし発表会で芳子さんのグループは最後まで誰も落ちることなく、見事に弾き終わり、万雷の拍手を浴びました。発表会の後、芳子さんのトレブル演奏を誉め、でもちょっと音が小さかったと言ったところ、芳子さんは「だって練習の時は音が大きすぎると言われたんだもん」と不服そうでした。そのふくれた顔もとても可愛らしかったことを思い出します。
芳子さんのガンバについては有松君がもっとよく知っていると思いますので、有松君にもご投稿お願いしたいと思います。
杉本浩
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